Grand green

消化器内科でできる検査一覧

私たちの佐藤内科クリニック グラングリーン院では、患者さんの症状に応じた適切な検査をご提供し、正確な診断と治療につなげています。消化器内科で実施する各種検査について、詳しく解説いたします。

消化器内科検査の基本とは?

消化器内科は、胃腸の症状(腹痛・胸やけ・胃もたれ・吐き気・嘔吐・便秘・下痢など)、食欲不振、食欲不振による体重減少などがある場合、受診することが多いです。

当院で実施する主な検査は以下の通りです。

・血液検査・尿検査
・便潜血検査
・腹部レントゲン検査
・腹部エコー(超音波)検査
・内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)

消化器内科で行われる検査は、受診された方に全ての検査が行われるものではなく、問診や症状に応じて、その原因となるものを見つけるために必要な検査をします。当院では患者さんの症状と状態を総合的に判断し、最適な検査を選択いたします。

血液検査・尿検査で分かること

採血では、1回の採血量5mlから15mlほどで感染症などの炎症の有無、貧血、肝機能、腎機能、糖尿病、コレステロール値などを調べます。血液検査は消化器疾患の診断において重要な役割を果たします。

尿検査では、腎臓や尿路系の疾患の有無を調べるために尿中に存在する細胞、タンパク質、糖などを調べます。これらの検査により、症状の原因となる隠れた病気も発見できる場合があります。

便潜血検査の重要性

便潜血検査は、排便の中に血液があるか調べる検査です。主に大腸がん検診でおこなわれます。この検査は大腸がんの早期発見において非常に重要な役割を果たしており、当院でも積極的に実施しています。

画像検査の種類と特徴とは?

診療所と病院が機能・役割を分担し、相互の連携をはかるのが病診連携で、患者が症状に適した医療機関で適切な医療を受けられるようにするための仕組みです。

・かかりつけ医からの紹介状(診療情報提供書)をお持ちいただく
・これまでの検査データ・画像情報も併せてご準備いただく
・専門的な検査や治療が必要と判断された場合に実施
・症状安定後は、原則として紹介元の医療機関へお戻りいただく

腹部レントゲン検査

腹部レントゲン検査では、腹腔内の異常の有無を調べます。腹部の臓器の状態、異常なガスや腹水、結石の有無、便の貯留、腸閉塞、腸管穿孔、虫垂炎、腫瘍などの異常の有無が分かります。急性腹症の診断において迅速な判断材料を提供します。

腹部エコー(超音波)検査

腹部超音波検査は、超音波という高周波数の音波を用いて体の中の臓器から反射する波を画像化する検査です。反射した超音波を画像にするため、放射線のような体への影響はありません。

当院の腹部エコー検査で観察できる主な臓器は以下の通りです。

・肝臓:脂肪肝、慢性肝疾患、肝腫瘍の評価
・胆嚢:胆石、胆嚢ポリープ、胆嚢炎の診断・
・膵臓:膵炎、膵腫瘍の検出
・腎臓:腎結石、腎腫瘍、水腎症の確認
・脾臓:脾腫、脾腫瘍の観察

検査の準備と所要時間

食事によって胃が膨らんでしまうと、胃の後ろにある膵臓などの臓器が見えにくくなることや、胆嚢が食事で縮んでしまい胆嚢の病気が見つけにくくなることがあるため、水やお茶の摂取は可能ですが検査前6時間は絶食で検査を行います。

内視鏡検査の対処法とは?

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

胃カメラは食道、胃、十二指腸の内部を直接観察する検査です。観察範囲は口から十二指腸まで、従来あまり見られてこなかった口腔・咽頭を含めて観察します。

当院では患者さんの苦痛を軽減するため、必要に応じて鎮静剤を使用した検査も行っております。病変が発見された場合は、生検による組織採取も同時に実施可能です。

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

下部消化管内視鏡検査(大腸内視鏡)では、直径約1cmの内視鏡を肛門から挿入し、主に大腸の内側を観察します。大腸がんやポリープの早期発見・治療において極めて重要な検査です。

内視鏡治療の可能性

内視鏡を用いた治療としては、消化管では、ポリープや早期がんの切除を行っています。外科手術と比べて、患者さんの体への負担が非常に軽く、なおかつ根治を目指す治療を行うこともできます。

検査の注意点とは?

検査前の準備

消化器内科でする検査は、基本的に空腹状態で行うのが望ましいです。そのため、午前中に受診するのであれば、朝食は食べずに、午後からの受診であれば、10時以降は食事を避けるのが望ましいです。

適切な検査結果を得るため、以下の点にご注意ください。

・指定された時間の絶食を守る
・服用中のお薬について事前に相談する
・検査当日の体調に異変があれば連絡する

検査時の注意事項

腹部エコー検査では、検査の精度を向上させるため、技師の指示に従って呼吸調整や体位変換にご協力いただきます。検査中は【リラックスして】お過ごしください。

実際の患者さんの事例

当院では日々多くの患者さんに各種検査を実施し、早期診断・早期治療につなげています。

例えば、「みぞおちの痛み」で来院された40代の患者さんでは、腹部エコー検査により胆石が発見され、適切な治療方針を決定することができました。また、「健康診断で肝機能異常を指摘された」という患者さんでは、血液検査と腹部エコーの組み合わせにより脂肪肝の診断が可能となりました。

このように、症状や健康診断の結果に応じて適切な検査を組み合わせることで、正確な診断と効果的な治療につなげています。

検査結果に基づく総合的なアプローチ

私たちは検査結果を総合的に評価し、必要に応じて追加検査や専門医への紹介も行っております。患者さん一人ひとりの状況に応じた【最適な医療】を提供することを心がけています。

検査費用の基本ルール

消化器内科で行われる検査は、基本的に保険診療になります。受診時に保険証またはマイナンバーカードを持参すれば、多くの方は3割負担となります。

各検査の目安費用(3割負担)

・血液検査・尿検査・便潜血検査:各1,500円程度
・腹部レントゲン・腹部エコー検査:1,500円~2,000円程度
・胃内視鏡検査:3,000円~4,000円程度

※病理検査などの追加検査が必要な場合は、別途費用が発生します。詳細については受診時にご説明いたします。

まとめ(総括)

消化器内科では多様な検査を通じて、患者さんの症状の原因を正確に診断し、適切な治療につなげています。どんな症状に対しても、その原因が何なのか知るために検査は欠かせないものです。さらに検査をすることによって、治療方針も決まってきます。

当院では以下の点を重視して検査を実施しています。

・患者さんの症状に応じた最適な検査選択
・苦痛を最小限に抑えた検査手技
・迅速で正確な診断
・分かりやすい結果説明

【早期発見・早期治療】が重要な消化器疾患において、適切な検査は患者さんの健康を守る第一歩となります。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。