Grand green
About
当院の肝臓専門外来は、肝臓に関する病気や不調を専門に診察・検査する外来です。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれていて、自覚症状を感じにくい臓器です。
主な病気としては、ウイルス性肝炎・肝硬変・肝臓がんなどが挙げられます。
当院では、日本肝臓学会より肝臓内科専門医と認定されている医師が、血液検査や腹部超音波エコー検査を活用し、適切な治療を施します。以下に当院の肝臓専門外来を受診すべき症状を記載しました。
黄疸(皮膚・白目が黄色い)
右脇腹・右上腹部の痛み
背中の痛み(膵臓・胆嚢)
お腹が張る・腹水
むくみ(浮腫)
尿が濃い・褐色尿
肝機能異常を指摘された
肝臓専門外来を受診すべきサインとは?
Examinations
【沈黙の臓器】と呼ばれる肝臓は、症状が現れにくい特徴があります。当院では、患者さんの健康状態を正確に把握するため、様々な検査を組み合わせて肝臓の機能や病態を詳しく調べています。
当院の肝臓専門外来でできる基本的な検査とは?
肝細胞がんの腫瘍マーカーには、AFP(アルファ・フェトプロテイン)、PIVKA-II(ピブカ・ツー)、AFP-L3分画(AFPレクチン分画)があります。腫瘍が小さい場合は、2種類以上の腫瘍マーカーを測定することが推奨されています。
腫瘍マーカー検査について詳しく知る
B型・C型肝炎ウイルスの感染状況を調べる重要な検査です。感染の有無だけでなく、ウイルス量や遺伝子型なども調べることで、適切な治療方針を決定できます。
フィブロスキャン検査は、右脇腹の表面に振動と超音波を伝える特殊な「プローブ」をあて、その振動と超音波の伝わり方から肝臓の硬さや肝臓の脂肪量を測ります。
フィブロスキャン検査について詳しく知る
体の表面にあてた器具から超音波を出し、臓器で反射した超音波の様子を画像化して観察する検査です。肝臓内のがんや血管の位置、がんの大きさや個数、がんの広がり、肝臓の形や状態、腹水の有無などを調べます。
肝臓専門外来でできる検査について詳しく知る
Disease
脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が過剰にたまった状態で、肝細胞の5%以上に脂肪が蓄積した場合に診断されます。お酒をほとんど飲まない方に起こる脂肪肝はNAFLDと呼ばれ、炎症のない単純な脂肪肝(NAFL)と、炎症や線維化を伴い進行するNASHに分けられます。国内の患者数は1,000万人以上と推定され、近年は脂肪肝を背景とした肝がんも増えています。
脂肪肝の診断・治療について詳しく知る
B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)が血液や体液を介して感染する肝臓の病気です。国内の感染者数は110〜140万人(およそ100人に1人)とされています。感染は、一時的に終わるもの(一過性感染)と、生涯続くもの(持続感染)に分けられます。持続感染では慢性肝炎となることがあり、一部は肝硬変や肝がんにつながることもあります。当院では、早期発見と適切な管理を通じて、患者さんの健康をサポートしています。
B型肝炎の検査・治療・ワクチンについて詳しく知る
C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染によって起こる肝臓の病気です。感染すると約70%の人が持続感染となり、慢性肝炎から肝硬変、肝がんへと進行する場合があります。肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、自覚症状が乏しいまま病気が進むことが少なくありません。近年はインターフェロンを用いない治療が中心となり、治療法も進歩しています。自覚症状の乏しさを理解し、早期発見・早期治療に取り組むことが大切です。
C型肝炎の検査・治療について詳しく知る
肝硬変は慢性肝疾患の最終段階ですが、適切な管理により進行を抑制し、合併症を予防することが可能な時代となりました。私は長年消化器内科診療に携わる中で、日本消化器病学会・日本肝臓学会の肝硬変診療ガイドライン2020に基づく科学的根拠に基づいた治療により、多くの患者さまの病状改善を経験してまいりました。今回は、肝硬変の適切な管理方法と合併症予防について詳しくお話しします。
肝硬変の管理・合併症の予防について詳しく知る
自己免疫性肝炎(AIH)と原発性胆汁性胆管炎(PBC)は、免疫が自分の体を攻撃する自己免疫の働きによって、それぞれ肝細胞と胆管の細胞が障害される病気です。いずれも中年以降の女性に多くみられる特徴があります。AIHは慢性に経過する肝炎で、PBCは胆汁の流れが滞る慢性進行性の肝疾患です。PBCでは、自己抗体の一つである抗ミトコンドリア抗体(AMA)が90%以上の症例で検出されます。
自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎(PBC)の治療について詳しく知る
肝細胞がんのサーベイランスとは、がんを発症するリスクが高い方を対象に定期的な検査を行い、早期発見を目指す取り組みです。症状が現れる前に発見することで、根治を目指せる機会が増え、治療の選択肢も広がります。日本では、ウイルス肝炎を合併した肝硬変の方などを中心に、広くサーベイランスが行われています。当院でも、多くの患者さんが定期的なサーベイランスを受けられています。
[肝臓がん(肝細胞がん)のサーベイランスについて詳しく知る
Results
健康診断で肝機能の数値が異常と指摘されて、不安に感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期段階では自覚症状がほとんどありません。しかし、肝機能障害を放置した場合には、肝硬変や肝臓がんなど生命に関わる重大な病気に進行する可能性もあります。以下に肝機能異常の原因と指摘されるもので特に頻度が高いものを記載しました。
脂肪肝
アルコール性脂肪肝
非アルコール性脂肪肝
ウイルス性肝炎(A型・B型・C型・D型・E型)
肝機能異常はなぜ起きる?
Alcohol
アルコール性肝障害は、長期間にわたる過剰なアルコール摂取によって起こる病気です。肝臓でアルコールが分解される過程で生じる有害物質が、肝細胞の変性や線維化を引き起こします。特異的な自覚症状は乏しく、お腹の張りや疲れやすさ、食欲不振など軽い症状にとどまることが多いため、気づかないうちに脂肪肝から肝炎、肝硬変、肝がんへと進行することもあります。特に女性やお酒に弱い方は、少量でも障害を起こしやすいとされています。
アルコール性肝障害はなぜ起きる?
Follow
慢性疾患や治療後の患者さんに向けて、定期的に受診して病状の経過観察や健康管理を行う長期のフォローアップを実施しています。当院では、以下のような疾患を持つ患者さんに定期通院をお勧めしています。
慢性肝炎(B型・C型)でウイルスの経過観察が必要な方
脂肪肝、肝硬変など慢性肝疾患のある方
肝機能数値に異常がある方
肝臓がんの治療後・手術後で経過観察が必要な方
定期通院・長期フォローアップについて詳しく知る
Hospital Transfer
他院からの紹介や転院をお考えの患者様へ、我々は佐藤内科クリニック グラングリーン大阪駅院の医師として、皆様が安心して適切な医療を継続できるよう、全力でサポートいたします。治療の継続性を重視し、患者様一人ひとりの状況に合わせた診療を心がけています。
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