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胃カメラ検査を初めて受ける方は、「検査はどのような流れで進むのか」「どんな準備が必要なのか」など、多くの不安をお持ちのことと思います。私ども佐藤内科クリニックでは、これまで数多くの患者さんに胃カメラ検査を実施してきた経験から、検査を安全かつ快適に受けていただけるよう努めております。今回は胃カメラ検査当日の流れについて、詳しくご説明いたします。
胃カメラの正式名称は「上部消化管内視鏡検査」です。食道・胃・十二指腸を隅々まで観察できます。胃カメラは以下の特徴があります:
- 内視鏡により食道・胃・十二指腸を直接観察
- 胃がんや食道がん、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの早期発見が可能
- 必要に応じて組織採取(生検)による確定診断も実施
- バリウム検査と比較して詳細な観察が可能
検査中に病変が見つかった場合、鉗子といわれる処置具を使用し直接組織を採取することで、確定診断が可能な点です。当院では【経験豊富な内視鏡専門医】が検査を担当し、精密で安全な検査の実施を心がけています。
検査前日の過ごし方は、翌日の検査精度に大きく影響します。以下の基本ルールを必ずお守りください:
午前中に検査を受ける場合は、前日の21時までに食事を済ませるのが一般的です。食事のタイミングは以下の通りです:
- 【午前の検査】前日21時まで(当院の場合)
- 【午後の検査】検査6時間前まで朝食摂取可能(医療機関により異なる)
- それ以降は検査終了まで絶食
前日の水分の制限はございませんが、早めに就寝していただき、検査当日の水分は水かお茶にしてください。以下の点にご注意ください:
- 水やお茶は前日夜間も摂取可能
- アルコール類は『極力避ける』
- ジュースやコーヒーは胃カメラでの観察を妨げる可能性があるため避けましょう
- 牛乳や乳製品はお控えください
検査の精度を保つため、前日は以下の食品をお控えください:
脂質は胃から排泄されにくく消化に時間がかかるため、摂りすぎると検査に影響が生じる可能性もあります。避けるべき食品:
- 脂質の多い食事(揚げ物、焼肉など)
- 油を使った調理法の料理
- クロワッサンやデニッシュパンなど脂質の多いパン類
繊維質の多い野菜や果物、海藻などはなるべくお控えください:
- 【野菜類】トマト、キウイ、薄皮など
- 【海藻類】ワカメ、海苔など
- 【その他】こんにゃく、しらたき、さつまいも
一方、じゃがいもや長いもは皮をむいて加熱すれば摂取可能です。
検査当日は以下の流れで準備を進めます:
- 【服装】体を締め付けないゆったりした服装でご来院ください
- 化粧は控えめに、マニキュアは落としてお越しください
- 鎮静剤使用予定の方は『車・自転車・バイクでの来院は禁止』です
問診終了後、胃内の泡を除去する消泡剤を服用し、観察しやすくします。この段階で以下を行います:
- 体調や症状の確認
- 服用中のお薬について最終確認
- 検査方法(経口・経鼻・鎮静剤の有無)の最終決定
- 消泡剤(白い液体)の服用
検査直前の準備として以下の手順で進めます:
経鼻内視鏡の場合は鼻の通過を良くする薬を点鼻・噴霧し、鼻の中をスプレーやスティックを使用して麻酔します。経口の場合は、咽頭麻酔を行います:
- 【経口内視鏡】のどの奥に麻酔薬を溜めて飲み込むか吐き出し
- 【経鼻内視鏡】鼻腔への麻酔薬注入
- 【鎮静剤使用の場合】点滴ラインを確保し静脈麻酔を実施
検査時は左側を下にしてベッドで横になります。準備として:
- 体を締め付けるものをできるだけ外す
- メガネや入れ歯を外す
- 左側を下にして横向きに横たわる
- 経口の場合はマウスピースを装着
検査中は以下の点にご注意いただくと、スムーズに進行します:
肩、首、のどの力を抜き、唾液は飲み込まず口から外に出します。げっぷもしないようにします:
- 肩の力を抜いてリラックス
- 【経口の場合】唾液は飲み込まずに口から出す
- 【経鼻の場合】口呼吸でゆっくりと腹式呼吸
- げっぷは我慢する
検査時間は個人差ありますが、10分程度です。検査中に実施する内容:
- 食道・胃・十二指腸の内腔観察
- 必要に応じて組織採取(生検)
- 色素散布による詳細観察
- 『検査時間は3分~5分、長くても10分程度』
検査終了後は以下の流れで回復いただきます:
検査後は麻酔が効いているため、30分ほど休憩します。鎮静剤を使用した場合:
- 【通常の場合】30分程度の安静
- 【鎮静剤使用の場合】1時間程度の安静が必要
- 回復室でゆったりお休みいただけます
飲水、飲食は経口内視鏡では1時間後、経鼻内視鏡では30分程度で摂取できるようになります:
- 【経口内視鏡】検査後1時間後から
- 【経鼻内視鏡】検査後30分程度から
- まずは少量の水分から開始し、消化の良いものを選択
検査終了後は以下の流れで結果をお伝えします:
検査結果は病院や医療機関によって、当日のうちに出る場合と、数日かかる場合があります。結果は画像を見ながら説明を聞くスタイルが一般的です:
- 内視鏡画像を見ながらの詳細説明
- 発見された病変についての説明
- 今後の治療方針や経過観察の必要性について
検査中に採取した組織を検査する場合は10~14日後に結果が出ます:
- 結果判明まで約2週間
- 組織検査の結果により今後の治療方針を決定
- 検査の際に組織を採取することあり、このときは1日、運動と飲酒は禁止となります
「初回の胃カメラ検査で非常に緊張していましたが、事前説明が丁寧で安心できました。鎮静剤を使用したため、気づいたら検査が終わっており、思っていたよりも楽でした。前日の食事制限も思ったより厳しくなく、無理なく準備できました」
このように、当院では患者さん一人ひとりの状態に合わせて、最適な検査方法を選択し、安全で快適な検査の実施を心がけております。
胃カメラ検査当日の流れは、適切な準備により安全かつ快適に実施できます:
- 【前日の準備】21時までの食事完了、アルコール・繊維質の食品を避ける
- 【当日の流れ】消泡剤服用→麻酔→検査(5~10分)→安静
- 【検査後】経口1時間後、経鼻30分後から飲食可能
- 【結果説明】当日の画像説明と、組織検査は約2週間後
当院では『患者さんの負担を最小限に抑えた検査』の実施を心がけており、初めての方でも安心して検査を受けていただけるよう、スタッフ一同サポートいたします。ご不明な点がございましたら、遠慮なくお声がけください。